スバルの転生の謎 (4)

月読之大神

「どうこうする必要はないのよ」「ただ受け入れるだけでいい」「自分の中で、ああそうだったんだねと」

「ただ自分を責めないこと」

ワームは、今生ではスバルさんの奥さまですが、この方は現状自己憐憫真っただ中にあります。つまり「なんで自分だけこんな目に」という思いで、そこに留まってしまっています。

スバルさんはこの奥様とこの後も関わり続けていかねばならないようです。

月読之大神

「見続ける」「愚かさと浅はかさを見続ける」

逃げることは許されません。精神の均衡、平行を保ちながら見続けるということはちょっと修羅の道ですが、気が違ったり逃げるということは許されないので、そのあたりの覚悟はいつも持っているという危うい道をずっと行かなければならないのです。

この「見続ける」ということが、スバルさんの後ろにつながっている人たち(集合魂)の責務でもあるのです。先ほどもいいましたが、この集合魂は地球の歴史上ずっと「陰始に関わる者たちに関わる」というスタンスを保っていたのです。しかしそれはこの集合魂の意図でもあったのです。

それは、「陰糸と関わるおのと関わることでより深い学びを得たい」(カルマ解消時のリターンが大きい)

そういう思惑があります。しかし本来それが出来るのは一定のエネルギーレベル以上にある集合魂でなければ非常に難しいのですが、それをあえてやると決めているようです。ですからいつもこの集合魂にとっては「一か八か」なのです。ほとんど博打感覚でやっていますから、いつも毎回ギリギリのところまで追いつめられています。

エンディング

この事件で一番割を食ったのは関係のない第3国でしたが、そこはもちろんですが被害にあった関係者たちは薄々誰がやったのかは狭い土地ですから何となくわかるのです。

そこでワームは追われてしばらく(約1年)姿を隠します。

自分を雇った領主の元に身を隠し、ほとぼりが冷めた頃に戻っているのです。その後魔女裁判があり、そこで拘留されていました。通常は捕まるようなへまはしないのですが、その時は近辺のもっと若い魔女グループにチクられています。

どんなカテゴリーでも同じですが、古い派閥と新しい派閥があり、古い方はやはり駆逐されていくようです。またこのワームは黒魔術系の魔女ではありましたが、今回の大量虐殺だけではなく他にも色々やり過ぎたことがたくさんあったようで、恨みや妬みを色々背負っていました。

魔女裁判も他の罪のない浮浪者の少女を生贄にして自分は助かっていますが、その後しばらくして彼女は殺されています。

ある日旅人が村はずれの彼女の家を訪ねて「今晩だけ一晩だけ泊めてほしい」と来ています。

たまにそういうことがあるので彼女は泊めていますが、この旅人に捕まって、彼の領地に連れて行かれ拷問を受け殺されています。

旅人はたまたまワームの家に泊まったのですが、その夜彼女が旅人を殺そうとしたところを捕まっています。

その時ワームは旅人の飲み物(お酒)に眠り薬を入れて、寝ている間に殺して身ぐるみをはぎ取ろうとしていました。

その夜も寝静まったと思った頃に大きなナイフを片手に旅人の寝床に忍び寄ります。ところがこの旅人は腕がたつ人で、そもそも味が少しおかしかったので薬の入ったお酒は飲んでいません。また夜も警戒していたのですきがなかったのです。ナイフを振りかざして旅人を殺そうとしたとき簡単に組み伏せられて取り押さえられています。

ワームは旅人に連れていかれた領地で一応ちゃんと裁判を受けています。

魔女裁判ではなく普通の犯罪裁判でしたが、「お前私を殺そうとしたろう」「私はしていない!」とハッキリいっていますが、

証人はあの旅人で、周囲はすべて彼の味方でしたから、結果は見えていました。頑固に罪を認めない彼女はそこで拷問にかけられています。

足をくくられて、その下にある水の入った大きな桶に何回もザブザブ浸けられています。

最後は呪いの言葉を吐いて死んでいます。

「お前ら呪われるんだ」「私は悪くない」この旅人は切れ者で、訓練を受けた隠密でした。ワームの家に泊まったのはたまたまでしたが、それも因果といえば因果でもあったのです。