出口王仁三郎 三千世界大改造の真相 (4)

●泉田瑞顕氏は、その著書である『世の終りと神示の生活革命』(言霊社)の中で、大本の筆先に基づいた“身魂磨き”の方法として、まず「体霊」の浄化から始めるべきだと説いている。

体霊とは、肉体を養い、守護する霊のことで、衣食住に体する欲望や、男女間の性欲などはみな体霊の働きであり、この体霊を浄化して正常化していくことが、身魂磨きの第一歩だと断言している。

「出口聖師(王仁三郎)は、この体霊のことを副守護神と申され、人間が肉体をもってこの世に生まれ出た時から付与されている正霊だと説明されている。ところが、副守護神には後天的に憑依した邪霊がいる。この邪霊が人間本来の副守護神(体霊)の正しい働きをゆがめて、人間を体主霊従の動物的生活に陥れる元凶である。現代社会に生活している人間はほとんどこのような後天的憑依霊、すなわち邪霊に災いされて、天賦の霊性を発揮出来なくなっていると神様は申されている。そこで身魂磨きの第一歩は、この後天的憑依霊、俗に言う“つきもの”を改心さして、各自の肉体から追放することである。そのためにまず第一に必要なことは、食生活を改め、食生活を規制することだと申されている。日本人には日本人に適合した正しい食べ物があり、正しい食べ方がある。この原則を無視して、無茶苦茶なものを無茶苦茶に食っているから次第に血液が濁り汚れて動物化し、日本人に付与された天賦の霊性を発揮出来なくなっているのである。(中略)要するに、世の終わりに対処する日本人の身魂磨きの方法は、神示に従って日本人に適した衣食住の生活をやることである。特に食生活を改めるということが最も重大である」

●“艮の金神”は、肉はおろか、牛乳をはじめとする乳製品さえ否定している。また、身につける物として、獣の皮を多く使用していることを厳しく批判している。(中略)
動物を殺し、その死骸の皮を剥いで作ったものを身につけることは、明らかに神意に背くだけでなく、その人の霊性をも落とす。(中略)
王仁三郎自身も、『神霊界』に次のような論稿を載せている。
肉食のみを滋養物として、皇国固有の穀菜を度外する人間の性情は、日に月に残酷性を帯び来たり、ついには生物一般に対する愛情を失い、利己主義となり、且つ獣欲益々旺盛となり、不倫不道徳の人非人となって了うのである。

●行とは生活そのものであり、中でも正しい食生活の実践ができていれば、特別な身魂磨きの行などは必要ないのである。そのことが、『日月神示』に、次のような表現で示されている。
「神の国のお土踏み、神国の光いきして、神国から生まれる食べ物頂きて、神国の御仕事している臣民には、行は要らぬのざぞ」

●霊性が上がれば、必ず穀物菜食に自然と改まるものだ。それは、穀物菜食を好む身魂のこまやかな波長が、高級な神霊の世界と交換交流するためである。だから、霊的(宗教的)指導者で、その人物がどの程度の霊性の身魂かを見分けるのは、至極簡単である。その人が平素、何を食い何を飲んでいるかを知ればいい。
少しでも肉食をしていたら、その人は指導者の器ではない。酒、煙草も不可である。これからの指導者は、正しく神気を受けることのできる身魂の者でなくてはならない。今まではまだよかったかも知れないが、これからは、肉・酒・煙草を血液に混入させる者は、神気を受けられないから、駄目である。

●『大本神諭』にも、
金銀を用いないでも、結構にお土から上がりたもので、国々の人民がいける様に、気楽な世になるぞよ。衣類、食物、家倉までも変へさして、贅沢な事は致させんぞよ。
金銀を余り大切に致すと、世はいつまでも治まらんから、艮の金神の天晴れ守護になりたら、お土から上がりたもの(天産物)、その国々のものでいける(時給自活)ように致して、天地へお目にかける仕組が致してあるぞよ。
日本の国が是(こ)れ丈(だ)け乱れたのは交易からじゃぞよ。

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