予防医療としての歯医者

歯周病で死にたくなければ、歯医者に行け!

甘いものは、絶対に食べてはいけない。※砂糖、それに代わる人工甘味料(アスパルテーム)など

歯周病で、歯が抜けない為には、歯医者に行くべきである。私は、数年前より、極細の歯ブラシと電動歯ブラシ、洗口液(GUM)を使っている。一日3回の歯磨きは、欠かさない。そして、就寝中に奥歯を噛み締めないように、鼻で呼吸をすることを心がけている。(就寝中の奥歯の噛みしめが原因で、虫歯が発生することが多々あるのです。)何故?これ程までに歯を大切にするのか?それは、歯のケアは、全身の疾病の「予防」の根幹にかかわると考えているからである

それを、第4回に渡って書いていきます。

現在2017年、日本人の成人男性の8割以上が歯周病にかかっていて、もはや国民病だといわれているにも関わらず、治療する習慣がないばかりか、歯周病がどういうものなのかも知らないほど無知である。

歯周病の具体的な症状としては、歯茎が腫れ気味になり、食事や歯磨きの時に出血したり、歯に違和感や疼痛が出たり、口臭が悪くなる症状がでる。

歯周病とは、れっきとした感染病なのである。例えていうとインフルエンザのようなものだが、インフルエンザは、ウイルスを撃退すれば、いずれ治るのに対し、歯周病は、治療しない限りずっと病み続ける。

自然治療は存在せず、放置すれば歯を失うところまで悪化するだろう~歯が抜けたからといって、「歯を入れかえたらよい」などと思っていると、全身に菌がまわり、糖尿病、心疾患、脳血管疾患といった深刻な疾病につながるのだ。

年に3回の歯医者検診を提言する!(無料)

食後、歯を磨かなかったり、磨き方がよくないということはないだろうか?そうすると、食べカスが歯に残る。特に、歯と歯の境目や、歯と歯茎の境目、あるいは、奥歯の親知らずは特に、歯ブラシが届きづらい。(親知らずは、親に迷惑かけた時に痛くなることもあります。)磨き残しに糖質がくっつくと、歯垢(プラーク)となり、その中で、いろいろな菌が増殖を始める。この歯垢に食べ物に含まれているカルシウムやリン酸が石灰化して、歯垢は硬い歯石となるのだ。

歯と歯茎の境目には、歯肉溝という隙間がある。歯とそのまわり、歯周組織が健康ならその深さは2ミリ程度までだが、その隙間に歯垢がたまると、その中に棲む菌の活動や生成物に反応して炎症を起こすことがある。これが、歯肉炎なのです。

歯肉炎が悪化すると、歯肉溝が深くなって深さが4ミリになると歯肉溝は「歯周ポケット」といわれる。つまり、歯周病である。

この※1歯周病の原因となる菌は、何種類もある。検査の結果、悪玉菌が見つかれば、除菌治療が行われる。軽度から中度なら※2スケーラーという器具で歯周ポケット内の歯垢、歯石を取ることは可能だが、重度のものとなると、歯茎をいったん歯から外し、患部を徹底的に除菌、除去してから歯茎を元に戻すことになる。

※1 歯周病をひき起こす細菌は、

P.g.菌(Porphyromonas gingivalis)

T.f.菌(Tannerella forsythensis)

Td.菌(Treponema denticola)

P.i.菌(Prevotella intermedia)

A.a.菌(Actinobacillus actinomycetemcomitans)

など10種類以上が分かっている。

※2 スケーラー (dental scaler) とは、主に歯石を除去するために用いられる歯科用器具である。スケーラーを用いる術式にはスケーリング・ルートプレーニング・歯周ポケット掻爬・歯周ポケット掻爬術などがある。